パターンを3つに分けてこれからのキャリアについて考えてみる

パターンを3つに分けてこれからのキャリアについて考えてみる
kaoleft

ジョブ型雇用とか新しい形にシフトされる市場でどう考えていくべきなのでしょうか。今回は頭の中の整理のための記事となりそうです。

今までの日本企業では30代、40代と年齢を重ねれば上の役職に就かずとも昇給していくのが普通でした。これはいわゆる大黒柱、夫1人で家族を食わせるための役割分担を前提としたものですよね。

経済が右肩上がりで良くなっていた過去の日本では誰でも夢を見られるような、そんな社会だったのでしょう。今の時代は共働き夫婦の方がマジョリティになっていますし、私も共働きです。

今、年齢層の高い40代、50代の方々は「家庭は妻に、自分は顧客と会社のために長時間働く」というこの考え方は若いときに身につけ終えており、簡単にはその考えた方を改めない状態に陥っているようです。
そうした背景もあり、会社が右肩下がりの状態で給与も下がったことで住宅ローンが払えずに自己破産している家庭も増えています。

何も考えずこれから世の中も自分も良くなっていくだろうという幻想に惑わされ後悔しないためにも、若い世代のうちから人生を左右するとても大切なキャリアについて深く考えておくべきだと私は考えています。

キャリアを3パターンに分けて考えてみる

考えているキャリアの考え方としてざっくりと3つのパターンに分けてみました。

一つは業界知識やノウハウを長年かけて積み上げていくもの。大手商社や大手メーカーなどです。銀行などもそうかも。大きな案件をこなすまでに非常に長い年月がかかる。その分経験値が貯まるまでに時間がかかる業種ですね。

二つ目は業界知識やノウハウはほどほどにコミュニケーション力や人間力であれば活躍が期待できまるもの。リクルートやサイバーエージェントなどが当てはまります。他にもIT関係の比較的歴史の浅い企業が当てはまる気がします

最後は上記2つの間、どちらもほどほどに重要なもの。新しくもなく古くもない、ちょうど間くらいの考え方。5〜7年ほど経験を積む必要があるものです。

一つ目のパターンの企業に属している場合はキャリアの積み重ねは年功序列型。ボトムアップで育成されていきますよね。
日本ではこのパターンが非常に多く、それなりの役職やキャリアを積むまでに10年はかかるものが多いです。

こんな感じで今の所属企業がどのパターンに位置していて、自分の職種はどうなのか。会社だけでなく個人レベルでも3パターンのタイプを知った上でキャリアを考えることのメリットは大きいと感じています。

転職も含めた自分のキャリア形成を、幻想に惑わされることなく、戦略的に組み立てていくためにキャリアのパターンとこの先の理想を組み立てていきましょう。

例えば私は二つ目に当てはまる企業パターンで職種的にもコミュニケーション力(人間力)でそれなりに頭角が表せられます。そうなると一つ目の何年も知識やノウハウを積み上げる企業でそういった職種へのキャリアチェンジは難しい。逆に二つ目、三つ目のパターンであれば過去の実績をもとにキャリアチェンジ、ジョブチェンジがしやすくなる。そういった観点で考えていければ戦略も立てやすい。

つまり、、、

例えばあと10年同じ職種で働いていた場合、コミュニケーション力や人間力以外に積み上がるスキルはなんなのか。それが活かせる業種はなんなのか。そう考えてみるとディレクターという職種は進行管理や顧客均衡がメインになるので、プラスで専門性(Web制作、SEO、ライティングetc)を意識的に組み合わせていく考え方が良さそうですね。

コミュニケーション力が活かせる職種に専門性を組み合わせることで、メーカーなどのWeb制作部署、マーケ部署などに同じ職種で業種をチェンジする。なんてこともできそうです。


時代背景もちゃんと汲み取りながら、例えばDXをちゃんと意識的に取り組んでいるのか、SDGsなどの社会問題についても考えている企業なのか。この先5年、10年ユーザーに求められる企業であるかという観点もしっかり抑えながら、今の職種の先を考えていきたいと思います。


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思いついたままに書いたので話が行ったり来たりしてしまいましたね。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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