WEBディレクターが考える転職へ向けての課題立て

WEBディレクターが考える転職へ向けての課題立て

コンビニ店勤務であれば、レジ打ち、品出しなど定義しやすいですが、
WEBディレクターの仕事は具体的にこういうものだよ、などとは定義しづらい職種だと思っています。

日夜、大変な思いで乗り越えているWEBディレクターという仕事。

こんなに一所懸命しているのだから何か身近なことに役立てれないかなあと考えました。

最近個人的に意識しているのが、転職について。

情報収集はしているものの、具体的にどんな場所でどんな仕事がしたいのか整理できていません。
以前少し気になる会社に面談に行った時も、今なぜここで働いているのか、転職先を探している理由、転職をする目的などなど、具体的にあまり考えられていないことが発覚。

この問題を一つのプロジェクトとして、自分が転職エージェントだったらという想定で、ディレクションの流れに沿ってやってみれば何か見えるものがあるかもしれない。というわけで、課題立てから改善施策出しまでやってみました。え←

役割分担

ベンダー(転職エージェント):自分
クライアント(転職者):これは転職活動を行う未来の自分に設定
カスタマー:次に入るであろう会社

合っているような合ってないような。
とりあえずこんな感じで進めます。w

現状把握

WEBディレクションのシーンとしてこれはヒアリングに当たる部分ですね。
自分で自分に問いかけてみます。
まあ、ユーザー視点に立てるので良いのかな。

  • なぜ転職を考えている?
    →現状に満足していない。
  • 何に満足していない?例えば残業が多いなど不満要素はどのようなことがありますか?
    ・給与
    ・勤務時間
    ・辞める人が多くて、抱える運用が多い
    ・働いている人と少し雰囲気が合わない。笑
  • 給与について具体的に教えてください。
    →給与については現状のママとしてもこの先増える見込みがあんまりないかなという感じが不安です。
    というのも、WEB制作会社全体でいうと業界的には仕事は増えていっているのですが、飽和して単価が下がってきているという印象です。それに伴い数をこなさないとなかなか利益も取りづらくなっている感じがします。

    これからは、新しいソフトや手法をどんどんと取り入れ、しっかり企業としての強みを確立した企業が選ばれ、生き残ると思います。それか、個人でお客さんに指名されること。

    個人的には生き残りをかけた戦いよりはいけいけどんどんのところの方が結果も出しやすく、それが実績になり給与に反映されるのではないかと考えています。

    ざっくりいうと成長産業に切り替えた方がいいのではないかなあと、考えています。
  • 勤務時間について具体的に不満要素を教えてください。
    →残業はできればないほうが良いですよね。といっても仕方ない部分はありますが、、。
  • 辞める人が多いというのはそれは改善できないのですか?
    →会社的には引き止めたりする会社でもなく個人の考えを尊重しているような社風です。改善策としてはいつでも転職できるけど企業に所属するメリットを提示するなど、企業をより魅力的にしていくということでしょうか。
  • 次の職場でやりたいことは?
    →今までの経験を活かしつつ、新しい市場に挑戦したいですね。
  • そう思った理由は?
    →今までの経験を活かしつつ、というのは、早く結果をだす必要があると考えているからです。いきなり新しい職種などで初めてしまうと、学びの段階から始める必要があり、結果をだすのがその分遅れてしまいます。
    となると給与が下がってしまうので、可能であれば職種は同じで業界を変えたい、というのが本音です。

現状把握のまとめを一言で整理

と、こんなかんじ自問自答を続けて、(途中で切り上げましたが、、)
クライアントの解決したいことをざっくりまとめると

現状の不安要素は「企業と自分の将来性」

ですね。

課題を想定

続いて課題の整理です。

現状を把握していく中で「企業と自分の将来性」に対する不安を転職することで解決したい要素として整理しました。

上記を解決するために必要な要素、かつクリアしておきたい課題は以下3点と仮説。
(仮説立てる前にジャーニーマップも作ろうとしましたが、、割愛)

  1. どんな企業でどんな自分になりたいかを明文化
  2. 給与、残業時間など譲れない優先順位を立てる
  3. 今のスキルを洗い出し再現性高く言語化

だんだんプロジェクトのスコープが絞られてきた気がします(ほんとかよ!)。

課題からタスクの設定

次に、転職するための準備タスクの設定に進みます。ベンダー(転職エージェント)としてクライアントに投げかけたいことです。

  1. どんな企業でどんな自分になりたいかを明文化
    →BEING思考でどんな状態になっていたいかを考えましょう。そうするとどんな業界・企業が当てはまりそうかが見えてきます。
  2. 給与、残業時間など譲れない優先順位を立てる
    →理想とする福利厚生を洗い出し、上から優先順位を3つまで絞りましょう
  3. 今のスキルを洗い出し再現性高く言語化
    →職務経歴書を更新していきましょう。実績はもちろんそこまでの背景や行動などストーリーが想像できるまで細かく書きましょう。

ここまででやらなきゃいけないことが見えてきた気がしますね。
上記までが整ってやっとカスタマー(次に入るであろう会社)の剪定ができそうです。

まとめ

現状把握の部分でヒアリングする側として質問を投げかけ、回答をするだけで自分の中での課題、解決したい事項がある程度明確になりました。

現状把握から課題の設定までの流れはちょっと割愛にはなりましたが、解決したい課題が見えさえすればあとは行動するのみ。
現状の悩みの部分は共感できる部分もあるのではないでしょうか。あとは何を解決したいのかを考え、そのための優先順位を立てアクションに移すだけです。

もう1人の自分に質問回答を繰り返すと色々と考えをまとめるきっかけになるのでぜひ試してみてください!

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